日本代表予想スタメン全選手紹介。アジアカップ2023初戦ベトナム代表戦、冨安健洋らの起用は?
DF:伊藤洋輝(背番号16) 生年月日:1999年5月12日(24歳) 所属クラブ:シュトゥットガルト(ドイツ) 23/24リーグ戦成績:12試合0得点2アシスト 日本代表通算成績:13試合1得点1アシスト 中山雄太の完全合流が遅れたこともあり、ベトナム代表戦の左サイドバックには伊藤洋輝が入ることが濃厚だ。このポジションは最大7試合が予定される中で両者を使い分けていくことになりそうだ。 これまでシュトゥットガルトでは3バックの左に入ることが多かった伊藤だが、昨年4月に就任したセバスティアン・ヘーネス監督は4バックを指揮、伊藤を左サイドバックで起用している。日本代表と同じポジションで起用されていることは、伊藤のパフォーマンスを上げる一助になっているはずだ。1対1の守備の強さは言うまでもなく、攻め上がるタイミングやフィニッシュにつながるクロスの質は高い。リーグ3位と好調のシュトゥットガルトで先発し続けるに値するパフォーマンスを見せている。 昨年11月25日のフライブルク戦で筋肉系の負傷をしたため、一足先にウィンターブレイクに入り、日本で治療に専念。年末の国内合宿にも参加したがタイ代表戦には出場せずにアジアカップに照準を合わせている。
MF:守田英正(背番号5) 生年月日:1995年5月10日(28歳) 所属クラブ:スポルティングCP(ポルトガル) 23/24リーグ戦成績:14試合1得点3アシスト 日本代表通算成績:28試合2得点3アシスト 守田英正は昨年12月30日のリーグ戦を最後にチームを離れ、日本代表に合流している。直前にアクシデントでもない限り、ベトナム代表戦は中盤の一角に守田が入ることになるだろう。 所属クラブは3バックを採用しており、その前のダブルボランチの一角に入る守田はチャンスに絡む動きが求められている。日本代表合流前最後の試合となったポルティモネンセ戦では左のポケットに走りこみ、ゴール前に折り返して決勝ゴールをアシストしている。攻撃にかかわる能力の高さはポルトガル移籍後に引き出された魅力だが、日本代表ではどちらかというと攻守のバランスを調整する役割が期待される。 相棒が誰になるかによっても役割は変わるが、守田が入ることでチームの流動性が高まり、日本代表が主導権を握ることができるのは確か。大会初戦を確実にものにするためにも、守田の活躍が重要になることは間違いない。