頭文字D 30周年記念スペシャルコラボ WRCチャンピオンのカッレ・ロバンペラと『頭文字D』の藤原拓海が夢の競演!!
カッレのドライビングを助手席で体験
今回の撮影同行のご褒美?として、カッレのドライブするRed Bull GR COROLLAに同乗させてもらった。この原稿を書いている担当は、モータースポーツ担当ながら"生のカッレ"に合うのは初めて。ビックリするくらい華奢な雰囲気で笑顔がさわやか。元F1チャンピオンのハッキネンを彷彿とさせるシュッとした出で立ち。レーシングスーツは着ているが、フィンランドの好青年といった雰囲気で、お世辞にも運転が上手いようには見えない。ましてやWRCのチャンピオンには見えない。 横に乗せてもらった感想は、凄い。このひと言につきる。これまでもいろいろなトップドライバーの横に乗せてもらった経験があるが、この人たちに共通するのはコントロールの範囲が広く常に余裕があること。だから想像を絶するスピードでコーナーに侵入しても横に乗っていてまったく怖くない。当然自分では無理なほど深いブレーキング、クルマが流れても余裕しゃくしゃく。脳みそが移動するような横G、胃袋が上下する感覚になるブレーキングによるGなど、自らの運転では不可能な領域を体験できるのは幸せだし役得。ドライビング後に「本機走りの何%?」と聞いたところ、「60%くらい」とあっさり。「俺の300%が60%……」、当たり前だが恐ろしい世界だ。 実は助手席で「F1に興味はない?」と聞いたところ、「もちろんあるよ。内緒だけどF1をテストドライブするかもしれない」との回答。その言葉どおり、この動画撮影の約1か月後の2024年11月にF1テストドライブが実現。レッドブルの最新マシンのRB20ではなく2012年型のRB8だったが、F1転向もあるかも!?
ドライバーの超絶テクニックが炸裂!!
今回のスペシャル動画では、カッレの対戦相手として超絶なクルマコントロール能力を持つレーシングドライバーの織戸学氏、ドリフトレースドライバーの金田義健氏、草場佑介氏、松山北斗氏、増田利光氏、加藤渉氏といった豪華メンバーが実際にステアリングを握り、超絶テクニックを披露しているのも見逃せないポイントだ。クルマを知らない人が見れば、CGか?と思うような迫力の走りもすべて実走してのものだから必見。 撮影は2024年10月下旬に行われたが、カッレと藤原拓海がバトルする夜間の撮影時には気温は2度程度まで低下。路肩には雪も残っているような状態で何度も何度も撮り直し。当たり前のことながら、動画撮影の凄さも体感させてもらった。
胸アツのシーンが続出
スペシャル動画の尺は約7分というもの。5分30秒過ぎあたりから、カッレとAE86トレノ&藤原拓海の絡みが始まるのだが、もう出会いからして鳥肌モノ。拓海が軽く頷いて……、その後の展開は動画をしっかりと見ていただきたいが、『頭文字D』ファンにとっては胸アツとなること必至。実車+拓海、カッレとの絡みなど世界中で話題になること間違いなし。 カッレ自身も「今回の映像はとても楽しく、素晴らしいものになると100%確信しています」と自信満々。このスペシャル動画はクルマ好きにとって必見!!
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