ユーロ2024で就活中!? 来季の所属クラブが不明な代表選手(4)もはや毎年のこと…。また今後が見えないフランス代表
現地時間6月14日にEURO2024(ユーロ2024)が開幕した。出場している多くの選手に所属クラブがある一方で、今季限りで契約満了となることで来季の所属クラブが不明な選手もいる。今回は、ユーロに出場している選手の中で、今夏にフリーとなる可能性がある選手をピックアップして紹介する(成績は6月23日時点)。 【グループリーグ順位表】ユーロ2024(EURO2024) 組み合わせ
MF:アドリアン・ラビオ(フランス代表) 生年月日:1995年4月3日 2023/24所属クラブ:ユベントス(イタリア) 今大会成績:2試合0得点0アシスト アドリアン・ラビオの契約延長を巡るニュースは夏の風物詩となりつつある。昨夏にユベントスと1年の契約延長にサインしたフランス代表MFは、新たな契約を結ばない限りは今夏で退団となる。 2019年夏にユベントスに加入したラビオは毎シーズンのように主力として活躍しており、今季は試合によってキャプテンを任されるなどチームに欠かせない存在となっている。イタリアメディア『CalcioMercato.com』によると、クラブは2年+1年の延長オプション付きのオファーを提示しているそうだが、ラビオ側からの返答はまだないそうだ。 この状況を受けてクリスティアーノ・ジュントーリFD(フットボールディレクター)は後任をリストアップしているようで、父がクラブOBのケフレン・テュラム(ニース)らが獲得候補に挙がっているそうだ。 一方の本人は選手層が厚いフランス代表でレギュラーとして先発出場しており、3列目からの攻撃参加と守備時はトランジションの鋭さで多くのセカンドボールを回収。チームに欠かせない存在として相方のエンゴロ・カンテとともに輝いており、この活躍を受けて多くのビッグクラブが触手を伸ばすことになりそうだ。慣れ親しんだトリノに残るのか、それとも新たな挑戦に挑むのか。ラビオの去就は今夏の移籍市場で最も注目すべき事案となるかもしれない。
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