【MLB】Wソックスが3連戦をスイープ 120敗で踏みとどまる エンゼルスは球団史上ワーストの96敗目
【エンゼルス0-7ホワイトソックス】@ギャランティードレイト・フィールド
日本時間9月27日、ホワイトソックスは本拠地ギャランティードレイト・フィールドでのエンゼルス3連戦の最終戦を迎え、5回裏に打線が爆発して7対0で快勝。3連戦をスイープし、20世紀以降のワースト記録であるシーズン120敗の状態で踏みとどまっている。ホワイトソックス先発のクリス・フレクセンは7回途中5安打無失点の好投で3勝目(15敗)をマーク。エンゼルスはシーズン96敗目で球団史上ワースト記録を更新し、先発のタイラー・アンダーソンは15敗目(10勝)を喫した。 【動画】Wソックスが5回裏に一挙7点を先制する 両先発の好投で5回表まで両軍無得点となった一戦は、5回裏にホワイトソックス打線が爆発。一死満塁からアンドリュー・ボーンのタイムリーで2点を先制すると、続くレニン・ソーサにも2点タイムリー二塁打が飛び出してエンゼルス先発のアンダーソンをノックアウトした。さらにブライアン・ラモスのタイムリー、ザック・デローチのタイムリー二塁打と勢いは止まらず、6点をリード。二死後、ドミニク・フレッチャーもタイムリーを放ち、一挙7得点のビッグイニングとなった。 ホワイトソックス先発のフレクセンは7回表一死まで無失点に抑える好投を見せ、2番手のガス・バーランド、3番手のハイロ・イリアルテとつないで6安打完封リレーが完成。120敗を喫しているホワイトソックスが3連戦をスイープするのは今季2度目のことだった。球場に詰めかけたファンからは121敗目を期待する声も聞かれたが、エース左腕のギャレット・クローシェは「僕は好きじゃないね。彼らは僕たちが勝つところを見たがっていると思うし、僕たちももっと多くの試合に勝ちたいと思っている」とコメント。「ファンのためにもっといいシーズンを過ごしたかった」と低迷するなかでも球場に足を運んでくれたファンを気遣った。