父と目指すは“世界チャンピオン”!アマチュア格闘技界に旋風、新居浜のスーパー小学生
南海放送
一見普通の小学生の女の子。実は知る人ぞ知る、ある競技の有力選手なんです。二人三脚で世界王者を目指す、父と娘の挑戦に密着しました。
愛媛県新居浜市の高津小学校に通う、近藤希咲来(きさら)さん、6年生。 クラスメイト: 「やさしくて頭がよくて勉強もできて」 「一緒にいたら楽しいです」 授業の合間には友達との時間を満喫する、一見普通の女の子なんですが… クラスメイト: 「友達から聞きました。びっくりしてすごいなと思いました」 「かなわないと思います」
同級生が一目置く希咲来さん、もうひとつの顔が…なんと、軽快なフットワークから鋭いパンチを繰り出すボクサー! さらに空手、キックボクシングも嗜む“格闘技女子”なんです! 希咲来さん: 「(将来の夢は)世界チャンピオンなって那須川天心選手みたいになることです」 新居浜から世界を目指すスーパー小学生、希咲来さんの挑戦に密着しました。
学校が終わった午後4時過ぎ。日課の練習に臨む希咲来さん。練習場所は、塗装業を営む元プロボクサーの父・正英さんが営むボクシングジムです。1日に2時間から3時間。休みの日には、5時間以上練習するといいます。 希咲来さん: 「遊びたいけど練習しないと勝てないので、練習を優先してます」
小学1年生の時に空手に出会い、3年生で出場した全国大会を制した希咲来さん。その後、2年前からキックボクサーに転向。出場した様々な格闘技の大会で優勝するなど、目覚ましい活躍を見せています。 指導者として希咲来さんを見守る、父・正英さん。元プロボクサーとして、希咲来さんが格闘技の世界に飛び込むことに、最初はためらいがあったといいます。
父・正英さん: 「ボクシングだけでご飯食べている人はほとんどいないのが現状で知っているんですけど、だからやらせたくなかったんですけど、この子だったらそれを越えれるかなと思わせてくれた。この子だったら家族で全力を注いで将来を目指せるなと思って」