松原中学校で難民問題を学習 服の寄付プロジェクト
びわ湖放送
人権学習に取り組む草津市の中学生が、世界の難民問題について考える授業を行いました。 難民問題を考える授業を行ったのは草津市の松原中学です。この日の授業では、「いのちの持ち物検査」と称して、自分にとって「替りがないもの」を赤の色の付箋、「替りがあるもの」を青色に、「どちらでもないもの」を黄色に書いていきました。その後、生徒たちは「失うことの疑似体験」として、自分たちが書いた赤・青・黄色の付箋を理不尽に奪われた時を想像し、どう感じるかを話し合いました。理不尽に奪われた付箋は実際に様々なものを失った難民の人々の思いそのもので生徒たちは感じたことをまとめました。 松原中学ではまた授業の一環として、2年生の生徒が校内や学区内に古着回収箱を設置し、途上国に服を贈る取り組み「届けよう服のチカラプロジェクト」にも参加していて生徒たちが考えた活動を実施していく予定だという事です。
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