【近代五種】佐藤大宗 闘病生活の父に良い報告を「おちょこ1杯だけでもいいので乾杯したい」日本人初の銀メダル
◇パリオリンピック2024 近代五種 男子決勝(大会16日目=日本時間11日、ベルサイユ宮殿) 【画像】馬術をノーミスで終え、ガッツポーズを見せる佐藤大宗選手 近代五種の男子決勝では、佐藤大宗選手(30歳、自衛隊体育学校)がこの種目日本史上初となる銀メダルを獲得しました。 佐藤選手は試合後、「金メダルを目指していたので悔しい気持ちはあるんですけど、日本人初のメダルを日本に持って帰れることは、自分の使命というか夢でもあったので、それがかなって今までの努力が報われたんじゃないかなと。近代五種をやって初めて自分を褒めたいと思います」と銀メダル獲得の喜びを表しました。 東京五輪では代表落選で引退も考えたという佐藤選手。「挫折しそうになったんですけど、家族や皆さんの支え、諦めないでもう一回やってほしいという言葉が自分を動かしたので、夢は努力すれば叶うもんだと、有言実行できた」とコメントし、「親父も 闘病生活で頑張っているので、その分も自分はゴールテープ切るまで自分も負けずにメダルを取って、良い報告をして親父によくやったと言われるように、楽しみにしています」と家族との絆を語りました。 またその父とは「青森の地酒・豊盃がおいしいんですけど、おちょこ1杯だけでもいいので乾杯したい」と話しました。