【陸上】積水化学・弟子丸小春が現役引退 入社5年目の22歳 21年クイーンズ駅伝初優勝に貢献
積水化学女子陸上競技部は6月3日、5月31日をもって入社5年目で22歳の弟子丸小春が現役を引退すると同部のSNSで発表した。 クイーンズ駅伝優勝の積水化学に1500m学生記録保持者・道下美槻が入社!「目標はベスト更新と駅伝で活躍」 長崎県出身の弟子丸は、川棚中3年時に全中と全国都道府県対抗女子駅伝に出場。諫早高時代には全国高校駅伝を2度経験し、3年時は1区7位と好走した。個人でも3年時に3000mでインターハイ出場を果たしている。 卒業後の2020年に入社し、21年11月の全日本実業団対抗女子駅伝(クイーンズ駅伝)では4区を走って初優勝に貢献。22年の同駅伝でも4区を走って、チームは2位に入っていた。昨年10月の競技会を最後に試合に出場していなかった。自己ベストは3000mが9分10秒21、5000mが15分56秒51。 積水化学は1947年設立の大手樹脂加工メーカー。女子陸上競技部は1997年に創部し、00年シドニー五輪マラソンで金メダルを獲得した高橋尚子や、リオ五輪5000m代表の尾西美咲が所属していた。現在は東京五輪代表の新谷仁美と卜部蘭、昨年のブダペスト世界選手権に出場した佐藤早也伽と山本有真が在籍。昨年のクイーンズ駅伝では2年ぶり2回目の優勝を飾っている。
月陸編集部