衝撃的すぎるラスト…松下洸平"周明”に負けないくらい株を上げた俳優は? 大河ドラマ『光る君へ』第46話レビュー
吉高由里子が主演を務める大河ドラマ『光る君へ』(NHK総合)。本作は、平安時代中期を舞台に、「源氏物語」を執筆したことで知られる女流作家・紫式部の波瀾万丈の人生を描く。さっそく、第46話の物語を振り返る。(文・野原まりこ)【あらすじ キャスト 解説 考察 評価】 【写真】松下洸平"周明”が弓に倒れる衝撃ラスト…。貴重な未公開カットはこちら。 NHK大河ドラマ『光る君へ』劇中カット一覧
松下洸平"周明”にも勝るとも劣らない支持を得た男
念願の旅に出たまひろ(吉高由里子)は太宰府で、20年ぶりに周明(松下洸平)と再会する。現在、通訳として働く周明が、これから政庁を尋ねるところだというと、まひろも同行することに。そこで宰権帥の藤原隆家(竜星涼)に再会する。隆家は道長(柄本佑)から、まひろの旅の安全を図るようにとお達しを受けていた。そこでまひろは、道長が出家したことを知る。 そんな中、壱岐から僧侶が隆家のもとにやってくる。僧侶によると、壱岐に攻め入ってきた異人たちが人々を殺しているという。隆家は武者を集めると、博多を守るために太宰府を出発する。 その時、周明と津にいたまひろは、逃げ惑う人々の姿を目にすると、あっという間に戦に巻き込まれてしまう。身を隠そうとする2人だったが、敵の矢が周明に命中する…。 第46話で旅に出たまひろは、太宰府で意外な再会や思わぬ知らせを受けるなど、様々な出来事に見舞われるが、最後の最後に最も衝撃的な事件が起こる格好となった…。再登場で視聴者を沸かせた松下洸平演じる周明が、敵が放った矢に胸を射抜かれるシーンが放送されると、Xは悲しみにくれる視聴者のポストであふれかえった。 「船越の津まで送るといった周明、まさかまひろと最初で最後のデートになるなんて誰が想像したよ」「頼むから最後まで生きててくれよ周明」「周明さんの胸に矢が刺さったときに本当に悲しかった」「昨日の周明は、良い男すぎた。」「周明さんはどうなったの?」 また、人として成長した姿を見せた竜星涼演じる藤原隆家にも注目が集まっていた。「隆家かっこよすぎる。」「隆家、めちゃくちゃかっこいい男に成長している」「隆家も双寿丸も周明も、太宰府の人達いい男すぎ~とか浸ってたら最後の最後に。やめてけろ」「隆家くんが平安の武将として逞しくいい男になりすぎていて、まひろちゃんそっちに行ってもいいよって段々思い始めている」 残すところあと2話となった『光る君へ』。最終回へ向けてさらに加速していく物語に、期待と同時にもうすぐ終わることへの寂しさを表明する視聴者も後をたたない。 「まじで面白すぎる…」「めちゃめちゃいい大河ドラマだと思います」「光る君へおわってしまうのがつらい……」「興奮しすぎてヤバいので一旦寝る」「これまで平和だったから見るのつらいな」「早く、来週が見たいです」など、言葉にならない感想があふれていた。 (文・野原まりこ)
野原まりこ