AIで「先生」を生成しました。YouTubeすら教材になる「LearnLM」 #GoogleIO
真に求められていた、学習xAIの姿かも。 本日開催されたGoogle(グーグル)のデベロッパー向けカンファレンス「Google I/O 2024」。 【全画像をみる】AIで「先生」を生成しました。YouTubeすら教材になる「LearnLM」 #GoogleIO メインはハードウェアじゃなくて、AIの話…。というか徹頭徹尾AIの話だけだったんですが、個人的にグッときたのが、Googleの大規模言語モデル「 Gemini(ジェミニ)」を学習用にチューニングしたAIモデル「LearnLM」。 「LearnLM」はGoogle検索や、AIチャットボットサービスGeminiとの会話などが、ユーザーに「解答」を与えるだけでなく「理解」を与えられる体験になるようにカスタムされたAIモデルです。 デモではAndroidスマホ向けの新機能「囲んで検索(Circle to Searchという機能らしいですね)」で設問の答えをスムーズに導いてくれていました。 プリントの一部分だけわからんのだが…。みたいな時に、全文読み込ませなくていいのは、ソフトの処理的にも速いし、操作は直感的。 また、Geminiとチャットするときは、ステップ・バイ・ステップで教えてくれる「Learning coach」として働きます。 つまり、答えだけじゃなくて、解き方を教えてくれるAI先生の召喚です。こちらは数ヶ月以内にリリース予定で、Gemini Advancedを利用して、学習の好みに合わせてカスタマイズもできるとか(Geminiのカスタム版であるGemsを利用するみたい) なんと学習はYouTubeでも。 学習用の動画を見つつ、AIと会話形式で質問をしたり、学習内容に関するクイズに答えたりできるみたい。 「はい、ここで問題でーす」と、教材ビデオを見ながら先生が問題を出す。そんな授業を手元のYouTubeコンテンツでできるようになるって、凄さを通り越して恐ろしさすら感じます。 日本語に対応するかは謎ですけど、YouTube Kidsの学習ジャンル動画がぜんぶ授業化できそうで期待感しかない。