17年に乳がん公表の麻倉未稀が「すごく勇気のある方」 乳がんで闘病中の梅宮アンナにエール
乳がんサバイバーで、歌手の麻倉未稀が9日、大阪・茶屋町の毎日放送1階で開催された「ちゃやまちキャンサーフォーラム 2024」に特別ゲスト出演した。 17年に乳がんが見つかり、手術で左乳房を全摘出。再建手術も受け、現在はホルモン治療を続けている。麻倉は多くの人の来場に驚きつつ「皆さんそれぞれ色々な勉強をしていらっしゃったので、本当に前向きに色々知るということをしていらっしゃるなと感じました」と感想を語った。また、なかなか検診に行きづらい若い人に「自分の胸に、体に関心を持って、ちょっとでもおかしいと思ったらすぐに病院に行ってほしい」と呼びかけた。 8月13日にはタレントの梅宮アンナが、インスタグラムのライブ配信で、ステージ3Aの乳がんと診断されたことを公表。11月には手術を受けたことを発表した。麻倉は5月頃に番組で共演していたこともあり「すごく勇気のある方で、先生との対話をしっかりなさって治療に臨んでいらっしゃるというのは素晴らしいなと、私は本当に思いました」と応援。また、自身よりも若い梅宮が自分から積極的に発信を続けていることについては「発信していっていただけるというのは、私たちもすごくうれしい」と、感謝した。 麻倉はこの日、最後に「HERO」を熱唱。パワフルな歌声を響かせ「キャンサーギフトかなと思うんですけど、手術してからすごく歌いやすくなった。リハーサルで歌いながら一番歌いやすい呼吸の場所を探したら背中でした」と、手術前よりも声量が増したことに笑顔をみせた。
報知新聞社