岩手県一関市の官製談合事件 市職員と工事業者が控訴
IBC岩手放送
岩手県一関市の公共工事を巡る官製談合事件で、官製談合防止法違反などの罪で執行猶予付きの有罪判決が言い渡された市の職員の男と市内の工事業者が判決を不服として仙台高裁に控訴しました。 【写真を見る】岩手県一関市の官製談合事件 市職員と工事業者が控訴 控訴したのは一関市の職員・金今進被告61歳と一関市の建設会社の元代表取締役・千葉登美夫被告72歳です。 金今被告は2022年7月から2023年6月までの間に市が発注した3件の公共工事の金額を業者に漏らし、千葉被告はその情報を基に工事を落札しました。 盛岡地裁は3日、金今被告に懲役1年6か月、執行猶予3年、千葉被告に懲役10か月、執行猶予3年の判決を言い渡しました。 2人はこれを不服として、17日までにそれぞれ仙台高裁に控訴しました。
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