オブジェやウォールアート、利用客歓迎 三沢空港「旅灯篭」
三沢空港の利用促進と降り立った利用者をもてなすため、空港ターミナル内を装飾する企画「青森めぐり旅灯篭(とうろう)」の第2弾が10月28日、同空港到着ロビーで始まった。青森県をかたどったオリジナルのオブジェや市内の幼稚園児が制作に携わったウォールアートを展示し、利用客を出迎える。 三沢空港振興会と三沢空港ターミナル、星野リゾート 青森屋の共催。観光客に旅行気分を盛り上げてもらうとともに、三沢―東京(羽田)線の1日4往復化の定着が大きな狙いだ。 昨年10月には第1弾として到着ロビーに、青森市のねぶた師・北村麻子さんが手がけたねぶたと三沢市出身のアートディレクター森本千絵さんが制作した提灯(ちょうちん)を設置しており、フォトスポットして利用してもらおうと装飾を拡充した。 オブジェは高さ約1メートル50センチで、同空港のキャッチコピー「トリニキテ。三沢空港」のフレーズをデザイン。ウォールアートは同市ゆかりの「ミス・ビードル号」がモチーフで、三沢第一幼稚園の園児が主翼の部分に切り絵を貼り付けて完成させた。 同日は関係者によるお披露目セレモニーが行われ、除幕をして企画のスタートを祝った。飛行機が好きという三沢第一幼稚園の濱田結那ちゃん(5)と宮田真愛ちゃん(6)は「(切り絵は)楽しかった。いろんな人に見てほしい」と笑顔を見せた。
デーリー東北新聞社