ecbeingが自社開発の予約管理システムの提供をスタート。ECサイトと予約の会員情報を一元化
すでに多くの事業者が「RESOMO」を導入・活用しているという。たとえば、キーコーヒーのECサイトでは、コーヒーについて知識と技術を学ぶ有料教室「コーヒーセミナー」の予約管理で「RESOMO」を活用。ECサイトの会員とセミナーの会員を統合することにより顧客分析が可能になり、Web施策の実施や相互送客を実現している。セミナー動画付きの商品を販売するという、従来になかった発想も生まれ、「想像以上に反応も良く売り上げも増加した」と好評価という。 ■ 「RESOMO」の開発背景 従来、ECサイトと各種予約管理を別々のシステムで運用する上で、事業者にはいくつかの課題があった。「顧客の会員情報が連携されていないため、同一会員であるかどうかの判断がつかない」「ECサイトと、店舗予約や店舗受け取りにおいて、チャネルをまたがった施策を打ちづらい」「顧客側はそれぞれ別に会員登録・ログインを行わなくてはならず手間が発生する」といった課題を解決するため、「RESOMO」を開発した。 ┌────────── 新型コロナウイルスが収束した今、リアルに回帰する一方でデジタルを使うことが当たり前となった。今後は事業においてオンラインとオフラインを融合させ、さまざまな施策によって顧客ロイヤルティを高めていく事がますます重要となる。店舗スタッフの顧客に対するデータ活用もそのロイヤルティを高めていくために欠かせない。 顧客情報の一元化を行う「RESOMO」は、データをECや店舗・スタッフで活用することで顧客ロイヤルティを高め、より一層クライアントのECビジネス・オムニチャネル化の促進に貢献していく。(ecbeing 代表取締役社長 林雅也氏) └──────────