函館「サル山温泉」始まる 市熱帯植物園
北海道函館市の湯の川温泉にある市熱帯植物園で1日、ニホンザルが露天風呂に漬かる人気イベント「サル山温泉」が始まった。のんびりと湯に漬かるニホンザルの姿に、来園客も「リラックスしていてかわいい」と癒やされていた。5月上旬まで。 サルたちは温泉の中で泳いだり、目をつむったりとくつろいだ様子。仲むつまじく毛繕いをし合う姿も見られた。 園によると、37匹のサルのうち、温泉に入るのは8割ほど。中には、ほぼ24時間漬かっている生粋の風呂好きもいるという。湯加減にうるさく、飼育員が園内で湧き出る65度前後の温泉を41.5度に調整している。イベントは1971年から毎年開催している。