日本で一番寝苦しい夜に 福岡で気温30.1℃までしか下がらず 二番目に暑い朝は沖縄県北大東島の29.3℃
福岡市は今朝、気温30.1℃までしか下がらず、日本で一番寝苦しい夜となりました。 夜間の熱中症にも厳重な警戒が必要です。 【写真で見る】寝苦しい夜が明け 熱中症に厳重な警戒が必要 ■フェーン現象の影響 夜も高温 日本列島は、南から太平洋高気圧に覆われ気温が高い状態が続いています。 さらに、強い南風が山を越えて気温が上がるフェーン現象の影響で、特に九州北部沿岸を中心に夜の間も気温が高い状態が続きました。 福岡市の最低気温は全国で一番高い30.1℃で、観測史上でも2番目に高い記録となりました。 二番目に高かったのは、沖縄県北大東島の29.3℃でした。 九州北部ではその他、福岡県行橋市で28.6℃、佐賀県唐津市で28.2℃と、ともに観測史上最も高くなったほか山口県下関市と福岡県糸島市で29.1℃、福岡県北九州市28.0℃と各地で今年最も暑い朝を迎えました。 このあと日中も気温が35℃以上まで上がる場所が多く、東京都や福岡県など全国で18か所に熱中症警戒アラートが発表されています。 こまめに水分や休息を摂るなどして、昼も夜も熱中症に厳重な警戒が必要です。
RKB毎日放送