藤井聡太七冠(21)笑いをこらえる一幕も… 前夜祭での名古屋市 河村たかし市長の発言に 棋聖戦第3局
(藤井聡太七冠) 「(対局に向けて)取り組んでいくことは大きく変わらないので、気持ちの上では大きく変わらず過ごしてきたといえると思う。(永世称号の)結果というのは(後から)ついてくるものだと思うので、一手一手考えて良い将棋をすることを意識して指したい」 ■賽銭箱は「金属製」→「木製」に 今回の対局の舞台、万松寺には藤井七冠は、おととしの「棋聖戦」第4局でも訪れていて、この時棋聖3連覇を果たしています。 万松寺も7月1日の「永世称号」棋士誕生に大いに期待しています。 (万松寺 伊藤聖崇副住職 6月27日) 「ここでやってもらうことに対してうれしさがある」 ポスターやグッズは寺が制作。対局では棋士が集中できるように「静かな環境」作りにこだわりました。 (万松寺 伊藤聖崇副住職) 「鈴を撤去したり、金属製のお賽銭箱を木製にかえたりして極力音が出ないように工夫している」 ■大相撲名古屋場所 武蔵川親方も気になる“勝負めし” 盛り上がる地元。取材班は1日午前、偶然にも…。 (大石邦彦アンカーマン) 「棋聖戦がまさに行われている万松寺のすぐ近くで、きょうは武蔵川部屋の土俵開きです」 元横綱・武蔵丸が親方の武蔵川部屋の名古屋の宿舎が至近距離。7月14日が名古屋場所初日です。 (大石アンカーマン)「名古屋場所というとどういう印象?」 (元横綱武蔵丸 武蔵川親方)「おいしいものが食べられる」 (大石アンカーマン)「前夜祭に行ったんですよね?」 (武蔵川親方)「(藤井七冠は)目の前にいたよ。ニコニコしていたから余裕があるのでは」 (大石アンカーマン)「勝負士としてわかる?」 (武蔵川親方)「分かる。自信とか余裕が出ているのでは。地元(対局)でもあるので」 (武蔵川親方)「藤井さんの勝負めしは何だった?(自分も)一緒のメニューをお願いする。“縁起”だよ」 ■「やっと夢がかないました」注目の勝負めし&おやつは? その勝負めしは藤井七冠が、大須にある「讃岐麺処 か川」が提供した「肉うどん」。 一方、山崎八段が中区「澤正(さわしょう)」の「名物ひつまぶし」でした。