【速報】京阪電鉄「中之島線」2030年秋までの延伸を断念 IRの解約条項など影響「現段階では最終的なジャッジは不可能」
京阪ホールディングスが現在検討している京阪電鉄「中之島線」の延伸について、IR（カジノを含む統合型リゾート）の開業が予定されている2030年秋ごろまでに延伸することを断念したことがわかりました。 京阪ホールディングスは、中之島駅が終点となっている京阪・中之島線を九条まで延伸する計画について、去年7月に検討委員会が立ち上がり議論されていましたが、延伸についての判断を先送りするということです。 九条は夢洲への延伸が計画される大阪メトロ・中央線が通るエリアで、接続が想定されています。 京阪ホールディングスは30年秋までの延伸断念の理由について、去年大阪府とIR事業者が締結した実施協定に総費用が一定額を超えると事業者側が一方的に契約を解除することができるとする「解約条項」が盛り込まれ、IRの白紙撤回の可能性があることなどから、「現段階では最終的なジャッジは不可能と判断した」ということです。
