ともに狙うはV奪取 全国大会出場の東福岡サッカー、ラグビー、バレーボール部が福岡県庁で決意
全国大会出場を決めている東福岡高のサッカー部、ラグビー部、バレーボール部が17日、そろって福岡県庁を訪れ服部誠太郎知事に出場を報告し、全国大会での活躍を誓った。 ■全国高校ラグビー大会組み合わせ【トーナメント表】 3年ぶりの全国高校サッカー選手権(28日開幕、国立競技場など)出場となるサッカー部の柴田陽仁主将(3年)は「自分たちの代にとっては初めての選手権になるけど、伝統のサイド攻撃と1年間取り組んできた粘り強い守備で日本一になりたい。僕は2015年度の優勝を見て東福岡で優勝したいと思いました。自分たちの戦いで子どもたちに憧れられるような結果を出したい」と4度目の全国制覇を目標に挙げた。 ラグビー部は25年連続の全国高校ラグビー大会(27日開幕、大阪府東大阪市・花園ラグビー場)出場となる。過去2年連続で決勝へ進出したが、今年はここまで全国大会で結果を出せなかった。古田学央(がくあ)主将(3年)は「力を入れていきたディフェンスも徐々に自信がついてきました。花園で優勝と言える立場ではないので、1試合でも多く試合をしたい」と話し、挑戦者として全国の強豪校に挑む覚悟だ。 今夏の全国総体で準優勝したバレーボール部は3年間の集大成となる「春高」こと全日本バレーボール高校選手権(1月5日開幕、東京体育館)で頂点を目指す。照屋舜主将(3年)は「全国総体で準優勝、国民スポーツ大会で3位と日本一に届かず悔しい思いをしてきたので、最後の大会で日本一を取りたい。粘りのあるレシーブが持ち味。スパイクの精度を高めて全国に臨みたい」と全国制覇へ意欲を見せた。 服部知事は「東福岡ここにあり、を全国で見せてください。年明けに優勝旗が3本見られることを期待しています」と激励の言葉を送った。