今季５度目の先発を果たした八村だが、無念の故障離脱となった。(C)Getty Images

　八村塁にとって、2023年は最悪の締めくくりとなってしまったようだ。 　ロサンゼルス・レイカーズの年内ラストゲームとなった敵地スムージーキング・センターでのニューオリンズ・ペリカンズ戦。八村はキャム・レディッシュに代わり、今季５度目の先発出場を果たした。 【動画】八村が豪快ダンク！先発したホーネッツ戦ハイライト 　その期待に応えるように、第１クォーター開始直後、アンソニー・デイビスとのツーメンゲームから左エルボー付近でプルアップジャンパーをヒット。チーム初得点を決めると、残り６分29秒にはディフェンシブ・リバウンドを奪ってそのままトランジションに持ち込み、ハーバート・ジョーンズのファウルを誘ってフリースローを獲得した（２本とも成功）。 　 　このまま勢いに乗りたいところだったが、八村を不運が襲う。コート上で左足を気にする素振りを見せ、残り４分24秒にベンチに下がると、以降はコートに戻らず。レイカーズのレポーターのマイク・トルーデルによれば「ルイ・ハチムラは左ふくらはぎの肉離れのため、ニューオリンズでの残りの試合を欠場する」とのことだった。 　肉離れとなれば、程度にもよるものの長期離脱となる可能性は大。１日でも早く完治させ、万全の状態でコートに戻ってきてほしいところだ。 構成●ダンクシュート編集部