【写真：Getty Images】

　UEFAチャンピオンズリーグ（欧州CL）準々決勝1stレグ、パリ・サンジェルマン（PSG）対バルセロナの試合が現地時間10日に行われ、バルセロナが3-2で勝利した。スペインメディア『Football ESPANA』は、この試合に先発出場を果たしたラミン・ヤマルが塗り替えたCLのある記録について報じている。 【画像】バルセロナ最新スタメン＆フォーメーション 　昨季のラ・リーガ第32節、レアル・ベティスとの試合において、若干15歳でクラブ最年少デビューを果たしたバルセロナのヤマルはさまざまな記録を塗り替えている。23年9月に行われたUEFA欧州選手権（EURO）予選ジョージア戦では、スペイン代表として史上最年少デビューを果たした（16歳57日）。さらに、この試合では同国代表史上最年少となるゴールを記録している。 　また、今季のラ・リーガ第24節グラナダ戦では、1試合2ゴールの最年少記録も塗り替えている（16歳213日）。そして、PSGとの試合に16歳と272日で出場したことによって「CL準々決勝に出場する史上最年少選手記録」も大幅に更新した。なお、これまでは20年のオリンピック・リヨンに所属していたラヤン・チェルキの17歳と2日が最年少出場記録だった。 　次に更新する可能性がある記録は、同じくバルセロナに所属していたアンス・ファティが持つ最年少ゴールの記録が挙げられる。同選手は、19年にインテルとの試合で若干17歳40日でCL最年少ゴールを決めた。 　残念ながらPSGとの1stlレグではゴールを決めることができなかったヤマルだが、先制点の起点となるなどビッグクラブ相手に印象的な活躍を残していた。仮に、2ndレグでゴールを決めることができれば、CL史上最年少ゴール記録も大幅に更新することになる。