エプロン姿で市長が保育士に 園児たちと1時間ほど汗だくで…「神経も体力も使う」
市長自ら保育士体験―。長野県千曲市の小川修一市長が14日、市埴生(はにゅう)保育園(寂蒔)で保育士の仕事を体験した。保育の現状を知り、施設や業務の改善に生かす目的。園庭で園児の遊び相手になったり、昼食を一緒に食べたりしながら現場の課題について考えた。 【地図】千曲市ってどこにある? 埴生保育園は1974(昭和49)年開設で、園児80人が通う。小川市長は堀内真美園長の案内で園舎を見学し、冬は屋外にある水道を使うのが大変―などと説明を受けた。園庭では汗だくになりながら、1時間ほど園児たちと体操やドッジボールをした。 小川市長は「子どもたちと触れ合い、周囲の様子も確認しなければならず、神経も体力も使う。職場環境を良くするための働き方改革に力を入れたい」と話していた。