「1年前と今とで全然違う」先発抜擢のフェイエ上田綺世が確かな成長を実感。小川航基にも言及「お互いに良い刺激を与えられる関係」
指揮官が明かす「ヒメネスが負傷する前から、ウエダの先発を考えていた」
フェイエノールトの上田綺世が現在の心境を語った。 現地9月28日に行なわれたエールディビジ第7節のNEC戦で上田は先発。現地メディア『ESPN』は「サンティアゴ・ヒメネスの長期負傷により、ウエダは自分の力を証明する機会を得た」と伝え、上田のコメントを紹介する。 【画像】トップリーグに続々参戦!2024年夏に海外で新天地を求めたサムライたち 「できればこういう形ではなく、ポジションを自分で勝ち取りたかったですけど、これもフットボールなので。このチャンスをしっかり活かしたい」 今季で在籍2年目。26歳ストライカーは「自分のレベルアップができている実感はありますし、それが丸1年前と今とで全然違うっていう実感もある。成長はできていると思います」と話す。 ブリアン・プリスケ監督も厚い信頼を寄せる。試合前には「ウエダは強いし、ボールを保持できる。彼は日本から自信を持ち帰ってきた」と評したうえで、「ヒメネスが負傷する前から、我々はウエダの先発を考えていた」と明かしている。指揮官の言葉を信じるなら、上田は実力でスタメンを勝ち取ったわけだ。 なお、NEC戦は1-1の引き分け。相手には日本代表で共闘する小川航基がいる。上田は一つ年上のFWに関して「彼は良い選手ですし、今日を見ても、チャンスも2回ポストでアンラッキーでしたけど、チャンスメイクしていましたし、お互いに良い刺激を与えられる関係だと思っています」とコメントした。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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