前川崎の元フランス代表FWバフェティンビ・ゴミスが現役引退「日本でのすばらしい経験を最後に…」
J1川崎は11日、9月に退団していた元フランス代表FWバフェティンビ・ゴミス(39)が現役引退すると発表した。 9月24日に双方合意の上での退団が発表されていたが、クラブを通して「残念ながら約束した通りに(ルヴァンカップ決勝のために)日本に戻ることはできませんでしたが、日本でのすばらしい経験を最後に、私はサッカー選手として引退することを決意しました。この決断が私にとっても、私の家族にとってもベストな選択であると信じています。いつも私をサポートしていただき、ありがとうございました。あなたたちのことは私の心にいつまでも残り続けるでしょうし、きっとまた会える日が来ると思っています。心から愛しています。また会いましょう! ありがとうございました」とコメントした。 ゴミスは身長186センチ、体重90キロの大型FWで、フランスの名門リヨン、マルセイユなどで点取り屋として活躍し、同代表では12試合3得点。W杯出場はないが、08年の欧州選手権では2試合に出場した。 近年は18~22年に在籍したサウジアラビアのアルヒラルで2度のアジア・チャンピオンズリーグ制覇に貢献。その後、プレーしたトルコの名門ガラタサライでも23試合8得点をマークするなど結果を残してきた。昨年8月に川崎に加入してからは、昨シーズンはリーグ8試合で無得点、今季は9試合で5月11日の札幌戦での3得点にとどまり、6月16日の神戸戦を最後に出場しておらず、9月24日に退団が発表されていた。
報知新聞社