「VC FUKUOKA」のベンジャミ・プラデス、ツール・ド・熊野でステージV! 加入後、初の国内レース「今後の弾みに」
国際自転車連合(UCI)公認レース「第24回ツール・ド・熊野2024」は和歌山、三重の両県で開催され、12日の最終日は和歌山県太地町の約104キロを走る「太地半島周回コース」で行われた。 ■表彰台に立つプラデス【写真】 大会は10日から開幕し、昨年の「マイナビ ツール・ド・九州2023」で山岳賞を獲得した「VC FUKUOKA」(当時はチーム右京)のベンジャミ・プラデス(スペイン)は、11日にあった第2ステージ「熊野山岳コース」を制した。各ステージの合計タイムとポイントで競った個人総合優勝は、JCLチーム右京の岡篤志が獲得した。 今季のチーム加入後、初めての国内レースに出場したプラデスは「本調子ではない中、最後の粘りで逆転した第2ステージを今後のレースの弾みにしたい」と語った。「VC FUKUOKA」の佐藤信哉監督は「チームとして、日によって良しあしの差が出た。次の海外レースにつなげたい」と振り返った。 12日までの3日間でマレーシアやフランスなど海外5チームを含む16チーム94選手が参加。合計338キロで競った。
西日本新聞社