山岳遭難は過去最多に 夏山シーズンは事故が増加 救助を行う警察に聞いた転倒や滑落を防ぐ3つのポイントと登山の備え
登山届の提出を
遭難対策にも改めて山に入る際にお願いしたいのが「登山届」の提出。登山届を出していれば行動予定や登山ルートも確認できる。(※入山口を管轄する警察に郵送・FAX・メールで提出) 警察は登山届を提出できる「コンパス」というアプリの利用を呼びかけていて、GPSの位置情報などから、万が一のときに捜索活動に役立てることができるということだ。 また、事前に家族や宿泊先の施設などに何時ごろに入山するか、登山のルート、そして下山の予定時間を伝えておくことも大切だ。
登山に持っていくべきもの
秋や冬と比べると夏はどうしても軽装になるが、朝晩は気温が低くなるので、最低限の防寒着、また水と食料は少し余裕を持ってほしい。 また地図・コンパス・ライト・レインウェアは欠かさず、携帯電話などの充電用に予備のバッテリーもあると安心だ。 そして、クマの目撃も増えているのでその対策も忘れずに。登山を楽しむためにも、事前の備えを。 (福島テレビ)
福島テレビ