【対策を解説】スマホを乗っ取るSIMスワップ詐欺 偽造マイナカードで乗っ取られた大阪・八尾市議も被害 突然の「圏外」はすぐにショップへ 認証はSMS以外がおすすめ
■自分を守る対策とは(スマートフォン編)
●認証は、SMS(携帯番号)ではなくメールにする 多くのオンラインサービスは、携帯電話番号を「2段階認証」の手段として使用しているため、詐欺師はこれを利用してアカウントの乗っ取りを試みます。ですから、認証方法を「スマートフォン以外で見ることのできるメールアドレス」に設定するのは、対策の一つとして有効です。 ●利用通知は、メールアドレスにも設定 銀行取引やクレジットカードの利用をリアルタイムに通知してくれるサービスは、ほとんどの金融機関で実施しています。通知方法は「アプリのプッシュ通知」や「メールアドレスへの通知」など、複数の通知方法から選べる(または複数を設定)ので、スマートフォン以外で見ることができるメールアドレスに設定するのも有効です。 ●上限金額を設定する スマートフォン上での決済や送金に、上限金額を設定しましょう。万が一の場合も被害額を最小限に留めることができます(サービスによっては設定ができないものもあります)。 また、スマホ上だけで使う銀行口座を限定し、少額しか入金しないのも被害の拡大を防ぐことができます。 ●個人情報をさらさない 住所、氏名、生年月日、電話番号などの個人情報は、慎重に扱ってください。SNSなどに公開しないのはもちろんのこと、SNSでつながっただけの人などには教えないでください。 ■身分証は財布に入れない アメリカでは、社会保障番号(SSN)は持ち歩かないのが基本です。落としたり他人に見られたりすると、悪用される危険性が高いからです。しかし、日本のマイナンバーカードは、今後、保険証利用が本格化されることもあって、持ち歩かないわけにはいかなくなります。 私は、マイナンバーカードを持ち歩く時は「財布には入れない」ようにしています。財布を出し入れする時にカードを落とす危険がありますし、スリが狙うのも財布です。現金を無くした場合は悔しい思いで済みますが、身分証は大きな被害につながる危険があります。 マイナンバーカードは、慎重に取り扱わなければいけないものだという意識を強く持って下さい。
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