富永啓生（右）と、株式会社ドームの北島義典代表取締役CEO

　バスケットボール男子のＮＣＡＡ（全米大学体育協会）１部、ネブラスカ大を卒業した富永啓生が１５日、都内で、「アンダーアーマー」の「カリーブランド」との契約締結発表会見に登場した。 　「カリーブランド」とは、ＮＢＡウォリアーズで、３ポイント歴代最多成功数を誇るステフィン・カリーのシグネチャーブランド。米国外の選手では初の契約選手となった。 　富永にとってカリーは憧れ続けてきた存在。練習もマネし、同じ「３０」の背番号を背負ってプレーするなどしてきた。カリーを一言で言うなら「神」と富永。「この日を楽しみにしていた。ワクワクする気持ちで今いっぱい。最初にオファーを聞いて、信じられないうれしい気持ちだった。一番尊敬してる選手のブランドからのオファーは光栄」と喜んだ。 　富永は今夏、パリ五輪に向けて日本代表活動に専念する意向。６月２２、２３日にはオーストラリアとの強化試合（北海きたえーる）も控えている。「パリ五輪に全集中して日本のバスケを盛り上げていきたい。小さい頃からＮＢＡ選手になることが大きな夢パリ五輪を経て、目標達成できるように頑張りたい。カリー選手とコートの上で対戦できたら楽しみ」と語った。