聖地トゥイッケナムがネーミングライツ契約で「アリアンツ・スタジアム」に名称変更。
“ラグビーの聖地”と称されるイングランドのトゥイッケナム・スタジアムの名称がネーミングライツ契約により、今年9月から「アリアンツ・スタジアム」となる。イングランドラグビー協会(RFU)が現地時間8月5日に発表した。 ラグビーフットボールの母国、イングランド・ロンドンの西部にあるトゥイッケナム・スタジアムは1907年に建設開始、1909年に開場したラグビー専用のスタジアムだ。82,000席のキャパシティはラグビースタジアムとしては世界最大で、2015年W杯の決勝など数多くの名勝負がトゥイッケナムでおこなわれてきた。RFUの本部もトゥイッケナムに構えており、まさにラグビーの総本山といえる。 RFUが8月5日に発表したドイツの大手保険会社であるアリアンツとの長期パートナーシップ契約により、トゥイッケナム・スタジアムの名称が2024年9月からアリアンツ・スタジアムとなる。 アリアンツはこれまでの4年間、イングランド男女代表の公式保険・投資・資産運用パートナーとしてRFUをサポートしており、この契約も継続されるという。 なおアリアンツは世界各地でスタジアムのネーミングライツを取得しており、サッカーのドイツ・ブンデスリーガのバイエルン・ミュンヘンのホームスタジアム「アリアンツ・アレーナ」が有名だ。 オーストラリア代表“ワラビーズ”、スーパーラグビーのワラターズなどが使用するシドニー、イタリア・トリノにあるセリエAのユベントスのホームスタジアムに続き、トゥイッケナムは世界で3つ目の「アリアンツ・スタジアム」となる。