2026年大河ドラマ「豊臣兄弟！」出演者発表会で記念撮影する（左から）浜辺美波、池松壮亮、吉岡里帆、仲野太賀、永野芽郁＝NHK放送センター（撮影・萩原悠久人）

俳優、仲野太賀（31）が豊臣秀吉の弟・秀長役で主演する2026年放送の大河ドラマ「豊臣兄弟！」の出演者発表会が2日、東京・渋谷の同局で行われ、池松壮亮（34）が秀吉を演じることが発表された。秀長の初恋相手役は永野芽郁（25）、妻役は吉岡里帆（31）、秀吉の妻役は浜辺美波（24）に決定。主演級の俳優陣が集結したことに仲野は「こんな頼もしいことはない」と喜んだ。 同作は強い絆で天下統一を成し遂げた秀吉・秀長兄弟のサクセスストーリーで、天下一の補佐役、秀長の目線で戦国時代を描く。 仲野とは10代の頃からの仲という池松は「俳優の仕事や物づくり、互いの人生について対話を繰り返してきた。たくさんの時間を過ごしてきました」と関係性を説明。仲野の主演発表はニュースで知ったといい、「心からうれしかったことを覚えています。その次の日にプロデューサーから連絡をいただきまして、まさか自分が秀吉を演じるなんて想像していなかったので、あまりにも驚いて固まってしまいました」と振り返った。 大河ドラマは2007年の「風林火山」以来約20年ぶりとなり「心強い皆さまと、仲野太賀とともに、素敵な作品を届けられるよう頑張ります」と意気込んだ。 兄弟役の2人の雰囲気が似ているとの声があがると、仲野は「ともにサル顔と言いますか…（笑）。普段からよくしていただいていて、親近感しかない。心の兄と思っている方と大河ドラマをやれるのは、これ以上ない幸せ」と大感激。〝サルと呼ばれた男〟を演じる池松も「遠目から見ると似ているのかな。サルが2匹いると思ってもらえれば」と笑いを誘った。