The Best受賞のヴィニシウス「僕は世界最高の選手になった」「誰も自分がどう振る舞うべきか指図できない」 | ラ・リーガ
レアル・マドリードFWヴィニシウス・ジュニオールが、FIFA年間最優秀選手賞The Best受賞の感想を述べている。 2023-24シーズン、レアル・マドリードで24得点10アシストを記録して、チャンピオンズリーグおよびラ・リーガの二冠達成に貢献したヴィニシウス。バロンドールはマンチェスター・シティMFロドリが1位となり受賞を逃したが、The Bestは勝ち取っている。 ヴィニシウスは受賞後、『インスタグラム』を通じてメッセージを発信。受賞の喜びや、それによって得た自信がありありと表れていた。 「今日、僕はある子供のために文章を書いている。その子は、このトロフィーを掲げる多くのアイドルたちを見つめてきた……そして今、彼の番がやって来た。もっと正確に言えば、そう、僕の番がやって来たんだ」 「今こそ、こう言うときだ……。ああ、僕は世界最高の選手になったよ。そのために懸命に闘ってきたんだ」 「僕という人間を侵害しようと、僕を小さく見せようとする人たちがいた。彼らには心構えができていない。自分が誰のために戦うべきなのか、どのように振る舞うべきなのかを、誰も指図することなんてできない。サンゴンサロにいた頃、そこにあるシステムは僕のことを気にも留めなかった。僕はほとんど飲み込まれそうだった(※ヴィニシウスはThe Best受賞式で、自身の出自について『僕は子供の頃、犯罪地域の近くのサンゴンサロで、裸足でボールを蹴っていた』と語っていた)」 「僕は自分自身のために、家族のためにトロフィーを勝ち取った。その道程には、多くの助けがあった。フラメンゴ、レアル・マドリード、ブラジル代表、一緒にプレーしてきた何百人ものチームメート……。毎日、僕のルーチンに付き合ってくれる人たち……、僕を称賛してくれる人たち……」 ヴィニシウスは「世界のベストプレーヤーである7番」と記して、メッセージを締めている。