【レポート】ミリオンライブ!「10thLIVE TOUR Act-4」DAY1―多彩なソロから息ピッタリのデュオまで、10年間の想いを詰め込んだ圧巻のステージ
Kアリーナが動物園に!?ソロ楽曲で引き立つ“ミリオンライブ!らしさ”
…したかと思えば、第3ブロックでは”日本全国をアイドルたちがツアーで巡る”とのコンセプトで開催されたゲーム内イベントシリーズ「ミリオンシアターシーズン」(MTS)より、頑張る人への応援ソング「CHEER UP! HEARTS UP!」を披露したことで、MC明けにも関わらず会場は熱気MAXに。その勢いは衰えることなく、口ずさみたくなるビートや〈Yeah~!〉の掛け声が思わず出てくるユニット楽曲「夢みがちBride」につなげた。 以降も「絵羽模様」(郁原ゆう)、「あのね、聞いてほしいことがあるんだ」(田村奈央)、「アニマル☆ステイション!」(原嶋あかり)、「たんけんぼうけん☆ハイホー隊」(稲川英里)、「流星群」(愛美)とソロ楽曲パートに突入。特に稲川プロは昨年8月のAct-2(名古屋公演)において惜しくも出演取りやめとなっていたこともあり、約半年越しに“大神環”としてステージに立てたことに喜びを顕わにしていた。 こうして横浜に動物園を持ち込みギター演奏に沸いた(?)、終始元気いっぱいのソロパートに続いて、6thライブで反響を呼んだ「昏き星、遠い月」や「dans l'obscurité」といったダークな世界観が魅力的なユニット楽曲をオリメンで披露。ここでは剣を振り闘志を燃やすパフォーマンスや、間奏中にユニットになぞらえたセリフの掛け合いといった、ライブならではの演出も伺えた。 その後、第4ブロックでは初っ端よりソロ楽曲パートとして「きまぐれユモレスク」(麻倉もも)で我々を底なし沼へと誘ったのち、「ローリング△さんかく」(渡部恵子)、「ライアー・ルージュ」(雨宮天)、「透明なプロローグ」(伊藤美来)、「Super Lover」(渡部優衣)などソロ楽曲が届けられ、カッコいいからカワイイまでそれぞれのアイドルの魅力をいかんなく発揮。なかでも月明かりに輝る、いつもと違う妖艶なナンバーの「Super Lover」について、後のMCで〈今日が満月だった〉ことに触れ、過去の披露に続くミラクルが再び舞い降りたと語っていた。