ロッテが佐々木朗希のMLB移籍容認 ポスティング手続き開始と発表 朗希「球団には感謝しかない」、松本本部長「彼の想いを尊重」
ロッテは9日、佐々木朗希投手についてポスティングによるMLB球団への移籍手続きを開始すると発表した。 松本尚樹球団本部長は「入団当初より本人からアメリカでプレーしたいという夢を聞いておりました。今年までの5年間の総合的な判断として、彼の想いを尊重することにしました。日本の代表として頑張って欲しいと思っています。応援しています」とコメントした。 佐々木は球団を通じて「入団してからこれまで継続的に将来的なMLB挑戦について耳を傾けていただき、今回こうして正式にポスティングを許可していただいた球団には感謝しかありません。ロッテでの5年間はうまくいかなかったことも多かったですが、どんな時もチームメート、スタッフ、フロント、そしてファンの皆様に支えられながら、野球だけに集中してここまで来ることができました。一度しかない野球人生で後悔のないように、そして今回背中を押していただいた皆様の期待に応えられるように、マイナー契約から這い上がって世界一の選手になれるよう頑張ります」とコメントした。 海外FA権を取得していない佐々木が今オフに大リーグ球団へ移籍するにはポスティングシステムの利用が必要。ロッテの申請後、大リーグ機構から全30球団に契約可能選手として通知される。交渉期間は45日間。契約が成立すれば、契約金と年俸の総額に応じて日本球団への譲渡金の額が決まる。昨季終了後には山本(現ドジャース)、今永(現カブス)が移籍した。