【イベントレポート】伊藤英明主演で「ドンケツ」実写化、ロケマサに近付くため週5でトレーニング
たーしによるマンガ「ドンケツ」が、伊藤英明主演でドラマ化されることが決定。本日10月2日に東京・DMM.com六本木本社で開催された、動画配信サービスDMM TVの新作発表会「DMM TV まつり ORIGINAL Content Lineup」内で発表された。 【画像】DMM TV新作発表会に登壇した、ドラマ「外道の歌」の亀梨和也と窪塚洋介 「ドンケツ」は、北九州最大の極道組織・月輪会(がちりんかい)の武闘派、孤月組で最強と恐れられる男・沢田政寿を軸にした極道マンガ。かつて敵対する組事務所にロケットランチャーをぶちこんだことから周囲にロケマサと呼ばれている彼は、傍若無人な性格が災いし、40代後半になっても出世の見込みがない“どんけつ”のヤクザだ。「ドンケツ」は2011年から2018年までヤングキングで連載され、単行本は全28巻。現在は「ドンケツ第2章」がヤングキングBULLで連載されている。 ロケマサを演じる伊藤は、原作について「魅力的な作品で、一気に読んでしまうほど面白かった。すごくエッジが効いていて、DMM TVならではの作品。うれしさとともに、根強いファンの期待に応えられるかというプレッシャーも感じています」と正直な思いを口にする。また「原作の持つ荒々しさと緊張感をどう映像化できるかが、自分自身、そして制作陣の一番の挑戦。アクションシーンも1つの見どころになってくると思うので、原作に忠実に、観ている方が手に汗握るような作品にしたいと強く思っています」と力を込めた。 クランクインを1カ月後に控えた今、普段とは違った方法で体を鍛えているという伊藤。「筋骨隆々でデカい主人公なので、なるべくビジュアルを近付けられるように、今は1日2時間、週に5日間、ボディビル界で有名なナルシス山本さんと、格闘家の高阪剛さんのもとでトレーニングしています」と明かす。ロケマサのキャラクターについては、「悪い世界に身を置きながらも、仲間や義理人情を大切にする部分、タフさ、そしてお茶目で人間味あふれるところが魅力だと思います」と語った。 最後に意気込みを問われた伊藤は「原作のいい部分を大切にしながら魅力的な作品にしたいと思っていますので、ご期待ください! そして応援してください!」と声を張った。 「ドンケツ」は、DMM TVで2025年春に配信予定。キャストなどの詳細は後日発表される。 映画ナタリーではイベントの様子を引き続きレポートする。 (c)DMM TV