「私たちの声が戦争を止めるきっかけに」 三重でハート平和行進
約130人が参加=津市内(三重テレビ放送)
平和への願いを込め、毎年この時期に全国各地で行われる「ハート平和行進」が14日、三重県津市で行われました。 核兵器廃絶と平和な社会の実現に向け、三重県生活協同組合連合会が県内の被爆者の会などと協力して取り組んでいるもので、県内各地から約130人が参加しました。 出発に先立ち、三重県生協連の堀尾茂貴副会長が「平和を求める私たちの声が戦争を止めるきっかけとなる。大きな声を上げて頑張っていこう」と呼び掛けました。 お城西公園を出発した参加者は、「NO MORE ヒロシマ・ナガサキ」「武力より平和外交」などと力強く呼びかけながら、国道23号を行進しました。 参加した人たちは、「来年は日本に原爆が投下されて80年の節目。歴史は繰り返す。忘れてしまうこともあるが振り返ることも大事ではないか」と話していました。 県内の「ハート平和行進」は16日と17日の2日間、伊賀市と名張市で行われます。