「消防本部検定」S級に認定 錦小6年生・小鍜治新菜さん 福島県いわき市
福島県いわき市の錦小6年の小鍜治新菜さん(12)が、市消防本部の主催する「第4回いわき市消防本部検定」で最も優秀な「S級認定者」に選ばれた。 消防の仕事に理解を深めてもらおうと実施している。市内の小学6年生387人が受験した。夏休みの課題として各家庭で調べながら解答できるが、高難度の問題が出題された。小鍛治さんは選択問題を8割以上正解し、なおかつ記述式問題の評価が最も高かった。 認定証の交付式は28日、錦小で行われた。勿来消防署の金成佳久署長が小鍜治さんに認定証やトロフィーを手渡した。小鍛治さんは「1番になれると思っていなかったので驚いている。今回の経験を友人や身近な人に伝えていきたい」と喜んだ。交付式には同校の佐川典康校長、母の郁絵さんが同席した。 小鍜治さんは秋の火災予防週間に合わせ、11月9日に勿来消防署の1日署長を務める。 今回の検定では採点の結果S級1人、1級10人、2級30人、3級79人を認定した。
(いわき版)