副業詐欺グループの22人再逮捕 拠点ごと役割分担、報酬月数百万円も 警視庁
副業として出会い系サイトの「サクラ」の仕事などを持ち掛け、暗号資産をだまし取ったとして、警視庁と広島、島根両県警などの合同捜査本部は27日、詐欺容疑で、職業不詳岸本守恭容疑者(47)ら詐欺グループメンバーの男女22人を再逮捕した。 いずれの認否も明らかにしていない。 同庁捜査2課によると、グループは東京都新宿区内に二つの拠点を置き、応募してきた人とやりとりする「営業」、サイト作成や顧客管理をする「サポート」の担当メンバーを別々に活動させていた。 副業の希望者にマニュアル提供やアフターケアをする「サポートプラン」を数十万円~数百万円で購入させていた。営業担当の報酬は詐取額の10%で、月数百万円以上稼ぐメンバーもいた。