【陸上】やり投・北口榛花のビッグスローと笑顔に再び脚光 ダイヤモンドリーグ公式が過去の投てきを紹介
いよいよ開幕した世界最高峰のダイヤモンドリーグだが、シーズンのスタートに先駆けて、公式YouTubeチャンネルで過去のパフォーマンスを紹介した。 【動画】ダイヤモンドリーグ公式が北口榛花のパフォーマンスを紹介! 男子棒高跳世界記録保持者のアルマンド・デュプランティス(スウェーデン)や、「止められない」フェムケ・ボル(オランダ)、「RISE」としてシャカリ・リチャードソン(米国)、女子三段跳などの好ゲーム集がピックアップされている。 錚々たる顔ぶれがそろう中に、女子やり投の北口榛花(JAL)のパフォーマンスも紹介。「CAN go the distance」と題し、これまでの北口のダイヤモンドリーグでの投てきをランキング形式で振り返っている。 昨年、日本人初優勝を果たしたファイナル(米国オレゴン・ユージン)から、日本記録(67m38)を投げてワールドリーダーにもなったブリュッセル(ベルギー)まで5つの試合がクローズアップされている。 しなやかで豪快なスローはもちろん、投てき後の愛くるしいリアクションまで収録。ダイヤモンドリーグ公式で厳選されているように、世界中から注目を集める存在であることがわかる。 北口は22年に初めてダイヤモンドリーグに参戦すると、パリ大会でいきなり初優勝。昨年のファイナルまで合計6勝を挙げ、10試合ですべてトップ3以内に入っている。今年は4月27日のダイヤモンドリーグ・蘇州(中国)で今季初戦を迎える。 ダイヤモンドリーグは年間を通じて争われる世界最高峰のリーグ戦で、ポイントを獲得した上位のみがファイナルに出場。世界選手権や五輪のように1ヵ国3人という制限はない。ファイナルでは一発勝負で年間チャンピオンを決める。 ■北口のダイヤモンドリーグ全成績 22年 パリ大会 優勝 63m13 シレジア大会 優勝 65m10 モナコ大会 2位 62m37 ブリュッセル大会 2位 63m45 チューリヒ大会(ファイナル) 3位 63m56 23年 パリ大会 優勝 65m09 ローザンヌ大会 2位 63m34 シレジア大会 優勝 67m04=日本新 ブリュッセル大会 優勝 67m38=日本新 ユージン大会(ファイナル) 優勝 63m78
月陸編集部