【リールのお陰で年間2000枚!?】クロダイ・キビレのルアー釣りには「ベイトリール」!バックラッシュや高切れはもう過去の話
フリーリグ(フリリグ)でチヌ(クロダイ・キビレ)を狙う釣りが今人気だ。都市部の河口や干潟などで手軽に楽しめることが大きな魅力のひとつだが、この釣りの第一人者として知られるもりぞーさんこと森浩平さんのスタイルの特徴の1つにベイトタックルの使用が挙げられる。なぜ、ベイトタックルを使用するのか? その理由を解説してもらった。 【画像】「ブラックボディがカッコいい…」シルバーウルフ SV TW PEスペシャルの写真ギャラリー
「ベイトタックルを使うようになって、チヌ年間2000枚を超えるようになった」
もりぞーさんのスタイルで特徴的なのはベイトタックルを使うことだ。やっぱりベイトタックルはスタイリッシュでかっこいいし、使っていて楽しい。しかし、それだけでない。物理的なメリットと理由が確実にあるから使っている。 「チニングはベイトタックルの時代になる」と以前から語っていたもりぞーさん。今、DAIWAの技術が時代に追いついた。 もりぞー「ベイトタックルならキャスト時にラインスラックが出にくく、ファーストフォールからすぐにバイトが取れる。スプールを指で抑えることでフォールスピードを細かく調節できるし、フォールバイトを確実に感じ取って、すぐにフッキング動作ができるのがベイトの利点です。これは雨や風の時に特に感じますよ。スピニングだとラインスラックが出過ぎてしまうんですよね」 使うのは0.8号以下の細いPEだが、トラブルや飛距離の面でもスピニングに劣っていない。 もりぞー「そもそも、スピニングに飛距離で負けているようでは、いくら操作性が良くても武器にならない。だから飛距離でもスピニングと同レベルにしたかった。シルバーウルフSVTW PEスペシャルは、スプールもドラグ設定も細いPE専用設計で、風の影響下でも安定してフルキャストし続けることができます」 現在は最上位機種に当たるチニング用ロッド「シルバーウルフEX(DAIWA)」も登場しているが、軽さと感度を追求したハイレスポンスなエキスパートモデル『シルバーウルフAIR 76MLB-S(DAIWA)』もオススメだ。 もりぞー「長さはさまざまなシチュエーションに対応できて、投げやすく操作しやすい7フィート6インチのレングス。 高感度で張りがありつつも、しなやかさも兼ね備えていて、ちゃんと曲がってくれるからキャストもしやすいし、ファイトも楽です。AGSガイドを11個セットし、雨や風でもラインがバタつかず、ねじれ剛性が高いので飛距離も出ますよ」 グリップ長はやや短めで、ウェーディングでも邪魔にならないし、ショートキャストやピッチングもやりやすい。リグの縦のさばきもやりやすい長さに設計してある。