パリオリンピック卓球女子団体で銀メダル 張本美和選手を宮城県と仙台市が表彰
khb東日本放送
パリオリンピックで活躍した仙台市出身、卓球の張本兄妹が宮城県庁を訪れ、卓球女子団体で銀メダルを獲得した美和選手が村井知事から特別表彰を受けました。
パリオリンピックの卓球女子団体で銀メダルを獲得した張本美和選手に、その活躍をたたえ村井知事から特別表彰が贈られました。 宮城県庁での表彰式には兄の智和選手も出席しました。 張本美和選手「宮城県の皆様からの応援を力に変え、この銀メダルを獲得することができました。お兄ちゃんと一緒に、4年後のロサンゼルスオリンピックに向けてまた頑張りますので応援よろしくお願いします」 張本智和選手「東京五輪では銅メダル、今回はメダル獲得ならず酸いも甘いも経験した後、ロサンゼルス五輪ではより色の良いメダルを取るために妹と一緒に頑張って参ります」 村井知事「是非とも次のロス五輪では兄妹で金メダルを取っていただいて、今回美和選手に特別表彰をお渡ししますが兄妹そろって県民栄誉賞を受賞していただきたい。金メダルを取れば県民栄誉賞になります。特別表彰より更に上を金メダルで取っていただきたい」 美和選手には、仙台市から賛辞の楯が贈られました。楯を手渡した藤本副市長は「初めてのオリンピックで世界の強豪相手に果敢に挑んだ姿は、仙台市民に大きな感動をもたらしてくれた」と美和選手の活躍をたたえました。 張本兄妹は午後に宮城県名取市のこども園を訪れ、卓球教室で子どもたちと交流を深めました。 張本兄妹が試合で使うラケットやウェアなどを提供する卓球用品メーカー、タマスが企画した卓球教室には年少から年長までの園児約100人が参加し、卓球台やラケットなどの卓球用具一式と絵本がプレゼントされました。 張本兄妹は、プレゼントした紙芝居の読み聞かせをしたり園児1人1人の手を握りながら一緒にラリーやスマッシュを打ったりして交流を楽しみました。 園児「卓球楽しかった」「卓球で勝ったんだよ、お姉さん(美和選手)とやって。(家に帰ったら)頑張ったよとかいっぱいお話しする」 張本智和選手「(子どもたちが大きくなった時に)そういえば小さい時に見たかもって思っていただければ本当に感慨深い事だと思うので、1年でも長くプロとして卓球頑張っていきたいなと思います」 張本美和選手「地元の宮城県の子どもたちに教えることができてすごく光栄でしたし、もしもっと卓球が好きになってくれたらすごくうれしいなと思います」
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