『ポケポケ』カイリュー&スリーパーデッキを紹介。相手をねむらせてカイリューが育つまで待つ!【ポケポケ最強を目指すおすすめデッキ】
スマートフォン向けポケモンカードゲーム『Pokémon Trading Card Game Pocket』(ポケポケ)のおすすめデッキを紹介。 【記事の画像(9枚)を見る】 今回は、カイリュー&スリーパーのデッキをお届け。準備ができさえすれば非常に強力なカイリューを全力でサポートするデッキとなっている。相手の妨害をしながらゆっくり戦いたい、強力なポケモンで相手を圧倒したいという人におすすめ。 デッキレシピ ・ミニリュウ (2枚)……最強の遺伝子 ミュウツー収録 ・ハクリュー (2枚)……最強の遺伝子 ミュウツー収録 ・カイリュー (2枚)……最強の遺伝子 ミュウツー収録 ・スリープ(2枚)……最強の遺伝子 ピカチュウ収録 ・スリーパー(2枚)……最強の遺伝子 ピカチュウ収録 ・カビゴン(2枚)……最強の遺伝子 ピカチュウ収録 ・博士の研究(2枚)……ショップチケットで交換 ・モンスターボール(2枚)……ショップチケットで交換 ・スピーダー(2枚)……ショップチケットで交換 ・レッドカード(1枚)……ショップチケットで交換 ・きずぐすり(1枚)……ショップチケットで交換 採用カード・採用理由 ここからは採用されているカードや採用理由を紹介していこう。 カイリュー(収録:最強の遺伝子 ミュウツー) デッキの主軸なので進化前も含めて2枚ずつ採用。カイリューの強みは、ミュウツーexのサイコブレイクをちょうど耐えるHP160という超耐久。さらには対象がランダムという不確定要素はあれど、合計200ダメージにもなるわざ“りゅうせいぐん”の超火力。そして何より、そんなポケモンexに勝るとも劣らない強さを持っていながら、倒されても1ポイントしか取られない通常のポケモンであるところだ。 逆に弱みは、とにかく動き出しが遅いこと。りゅうせいぐんを使えるようになるまで、2回の進化と4つのエネルギーが必要だ。最短でも4ターンかかるし、実際はそれ以上かかることのほうが多い。そのための時間稼ぎを、以下のカードで行う。 スリーパー(収録:最強の遺伝子 ピカチュウ) 特性の“ねむりのふりこ”はコインを振って表なら相手のバトルポケモンをねむり状態にする。ねむり状態のポケモンはわざを使うこともにげることもできない。ほぼ確実に1ターンを稼げるというわけだ。 なおターン終了後のポケモンチェックでコインが表ならねむりから回復するので、相手を妨害できる確率は25%。スリーパーを2匹とも場に出せている場合は37.5%となる。なるべく確率を上げたいので、スリープともども2枚ずつ採用。 カビゴン(収録:最強の遺伝子 ピカチュウ) カイリューの準備が終わるまでのあいだ、バトル場で耐える役。この枠はわざの効果で山札を引けるニャースや高耐久かつエネルギーひとつで最大60ダメージを出せるガルーラなどが採用されることも多い。 今回はたねポケモンの中で(ミュウツーexと並んで)もっともHPが高いカビゴンを採用した。カビゴンはにげるために必要なエネルギーが4個とかなり多いが、『ポケポケ』ではデッキ切れが負けにならないことや指定したベンチポケモンをバトル場に出させるカードなどが存在しないため問題になることは少ないと思っている。 レッドカード(入手法:ショップチケットで交換) カイリューの準備ができて、りゅうせいぐんを使うターンに使いたい。とくにミュウツーexが相手の場合、サカキを使われるとサイコドライブでちょうど倒されてしまうので手札を減らしておきたい。相手もカイリューやリザードンexのような2進化ポケモンを使っている場合は、序盤のうちに使って展開を遅らせるのもあり。勝負どころで1回使えればいいので1枚採用。 きずぐすり(入手法:ショップチケットで交換) フリーザーexやラプラスexなどの攻撃をカビゴンやカイリューが2回耐えられるようになる。ただ、きずぐすりが欲しい相手は限られるので1枚採用としている。2枚使えればピカチュウexやスターミーexの攻撃も2回耐えられる。入れ替え候補はスピーダーか。 カイリュー&スリーパーデッキの立ち回り バトルの方針はシンプルだ。カイリューの準備ができるまでひたすら耐える。序盤はとにかくミニリュウを場に出すことが最優先。モンスターボールや博士の研究があればすぐに使ってミニリュウを引きに行く。 バトル場にカビゴン、ベンチにはミニリュウを1枚、スリープ(スリーパー)を2枚出すのが理想。ミニリュウが前に出てしまった場合はスピーダーを使うなどして逃がしたい。 画像左、形としてはこんな感じ、まったくミニリュウが引けなかったので仕方なくカビゴンにエネルギーを付けている。画像右、スリーパーもHPが100あるのでときには壁になってもらうことも。 その後はハクリュー、カイリューを早く引くこと、スリーパーの“ねむりのふりこ”で相手が眠ることを祈りながらミニリュウにエネルギーをつけていく。最悪、相手に2ポイント取られてしまってもカイリューの準備さえ整えば逆転の可能性は大いにあるのであきらめずに耐え続けよう。 カイリューの準備ができたら、いよいよ攻めに転じる。理想はバトル場のポケモンをねむらせたままベンチポケモンを倒し続けることだが、りゅうせいぐんの対象はランダムなのでここもお祈り。 とはいえカイリューはほとんどの攻撃を1度耐えられるので、りゅうせいぐんを2回以上使えることが多い。りゅうせいぐんの当たり所によっては2回で3ポイント取り切ってしまうことも少なくないし、3回使えればほぼ勝ちと言っていいだろう。入念な準備をするだけの価値を実感できると思うので、ぜひ1度使ってみてほしい。 画像左、4匹に50ずつのときもあれば、1匹に200が集中することもある。画像右、ミニリユウがまったく引けなくて苦しんだが、なんとか粘り勝ち。この大逆転勝利がクセになる。 ワンポイントアドバイス 先に述べているとおり、カイリューが攻撃するターンにレッドカードを使うことが重要。相手の選択肢を奪ってカイリューのパワーを押し付けよう。 またカイリューに進化できなかった場合でも、ハクリューの“しっぽでたたく”は80ダメージと意外と強いことは覚えておきたい。スリーパーで相手を眠らせることができれば、2回目のしっぽでたたくで多くのポケモンを倒しきれる。 カイリューのりゅうせいぐんでHPが減った相手を2匹目のハクリューで倒しきるパターンもままある。カイリューに進化できる場合でも、不確実なりゅうせいぐんを使うよりハクリューのまま確実に倒す方が正解になるシーンが稀にあるので覚えておきたい。 また、これはこのデッキに限ったことではないかもしれないが、博士の研究をあえて使わずに温存しておく判断も重要になる。たとえば場にミニリュウがいて、手札にハクリューがあるとき。仮にカイリューを引いてもこのターンには進化できないので、手札を増やす必要はない。 博士の研究を安易に使ってしまうとレッドカードに対して弱くなってしまう。逆に温存しておけば、レッドカードを使われたときに博士の研究で持ち直せる可能性が残るので、使うタイミングは見極めた方がいいだろう。 画像左、ゆっくり準備していると相手の手札が溜まりがちなのでレッドカードでいっきに山札へ戻してしまおう。画像右、ハクリューでも相手ポケモンを倒せることも。 入れ替え候補のカードを紹介 ガルーラ: HP100と高めなうえに、エネルギーひとつで最大60ダメージを出せる点が優秀。入れ替え候補はカビゴン。 ニャース HPが60なので時間を稼ぐには向いていないが、わざ“ねこにこばん”で山札を1枚引くことができる。展開が遅い相手には序盤でいっきにアドバンテージを取りにいける。入れ替え候補はカビゴン。 ナツメ 相手に逃げるためのエネルギーを使わせることで展開を遅らせられる。相手の準備ができてしまってからだと効果が薄いので、序盤に使いたい。入れ替え候補はスピーダーなどのトレーナーズカード。 2枚目のレッドカード&きずぐすり スピーダー、レッドカード、きずぐすりのうちどれを2枚採用するかの選択。筆者的な2枚目の優先度はスピーダー>きずぐすり>レッドカードの順。 カイリュー&スリーパーデッキで10戦してみた結果 このデッキを使用して10戦した結果は以下の通り。 対戦結果 ・○フリーザーゲッコウガ ・○ピカチュウ ・○カツラ ・○ガラガラex ・×ミュウツー ・○ミュウツー ・○ミュウツー ・×オコリザル ・○ピジョットゲンガー ・×ミュウツー 結果は7勝3敗だった。みずタイプのデッキがカスミで表を出してくるとさすがに厳しいが、それ以外なら展開の速いデッキに対してもわりと戦えていると感じる。 スリーパーのねむりのふりこは運の要素が絡むのは間違いないが、マッチ全体を通して1ターンでも相手を止められれば大きく有利になることが多い。カビゴンやカイリューの高いHPを活かして試行回数を稼げるので、期待値は悪くない。 ランダムマッチでのガチ対戦はもちろん、対面だったり通話を繋いだりしながら友人どうしで対戦すると「ねむれねむれ!」「おきろおきろおきろ!」「カイリューおねがい!」「(りゅうせいぐんを)かわせ!!」みたいな感じでお互いに白熱して楽しめる。 また、ポケモンexが入っていないのでデッキを組みやすいというのもおすすめポイント。ミニリュウ、ハクリュー、カイリューは“最強の遺伝子(ミュウツー)”に、スリープ、スリーパー、カビゴンは“最強の遺伝子(ピカチュウ)”に収録されている。興味を持ってくれた方は参考にしてもらえれば幸いだ。