アジア杯に呼びたかった…。欧州で輝く23歳以下の日本人選手(9)ポテンシャルお化け!? 規格外の20歳
現在AFC U-23アジアカップカタール2024が開催されている。U-23サッカー日本代表がパリオリンピックに向けて熱戦を繰り広げているが、そのメンバーに登録されていない選手の中にも優れた才能を持つ者がいる。今回は欧州クラブで輝く23歳以下の日本人選手を紹介する。※成績は『transfermarkt』を参照。
DF:チェイス・アンリ 生年月日:2004年3月24日 所属クラブ:シュトゥットガルトⅡ(ドイツ) 23/24リーグ戦成績:22試合2得点1アシスト 2022年には飛び級でU-21日本代表に招集されるなど、抜群のポテンシャルを発揮してきたチェイス・アンリも欧州で研鑽を積んでいる若きタレントだ。抜群のフィジカル能力を持ち、対人守備や空中戦で無類の強さを見せていたチェイスはJリーグを経ずにシュトゥットガルトに加入することを選択した。 同クラブのセカンドチームからキャリアをスタートさせたチェイスは、1年目こそ負傷の影響もあってプレー時間が限られたものになったが、2年目となる今季はしっかりと主力として定着するとトップチームの練習にも参加するようになり、クラブ期待の若手として位置付けられている。 トップチームのセンターバックを務めるダン=アクセル・ザガドゥが2月に負傷離脱してからは、チェイスはトップチームのベンチメンバーにも名を連ねるようになった。ここまで出場は果たしていないが、依然としてセカンドチームで高いパフォーマンスを見せているだけに、トップチームデビューの期待も高まっている。 出だしはつまずいたが、欧州で着実に成長しているチェイスは将来の日本代表の守備を牽引する存在となる可能性を持った選手だ。現在チームはUEFAチャンピオンズリーグ(CL)出場権を争っている状況にあるが、今季中のトップチームデビューとなるだろうか。
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