衆院選27日投開票「政治とカネ」など巡り与野党攻防激化 鹿児島4選挙区の終盤情勢は?(1)
南日本放送
衆院選の終盤情勢について記者とお伝えします。 (キャスター) 選挙戦は残すところきょう25日とあす26日の2日間です。解散から投票まで18日の「短期決戦」、最新の状況を教えてください。 【写真を見る】衆院選27日投開票「政治とカネ」など巡り与野党攻防激化 鹿児島4選挙区の終盤情勢は?(1) (記者) 選挙戦が終盤を迎える中、自民党が非公認とした候補が代表を務める政党支部に2000万円を振り込んでいたことが明らかになりました。 立憲民主党の野田代表は「事実上の公認だ」と非難していて、23日の鹿児島市の演説では自民党の対応を厳しく批判しました。 (立憲民主党 野田佳彦代表)「自民党は非公認の人たちに厳しい対応をしたと自慢していた。2000万円も金を出していたとは驚き。こんなに許せないことはない。許しちゃいけない。裏金議員だけではなくて、今回は自民党全体にペナルティーを与えなければならない」 森山さんは24日、自民党幹事長の立場として「党のPRのためのお金で非公認の候補のために使われることは一切ない」と強調しました。 (自民党 森山裕幹事長)「公認しなかった人たちに公認料を払ったことに報道されたが、そんなことは一切ない。それが公認でない支部長のためにお金が使われることは一切ない。一部の現象だけをとらえて政権交代だ、政権交代だと言ってあおることだけが政治であってはならない」 (キャスター) 今回の衆院選では「政治とカネ」が争点の一つとなっていますが、自民党への逆風は情勢に影響しているのでしょうか。 (記者) 自民党の石破総裁は自民党と公明党で過半数の233議席を獲得することを目標にしていますが、JNNが22日から23日にかけて行った終盤情勢調査を分析した結果、自民党が大幅に議席を減らし、自公で過半数を割り込む可能性もあることが分かりました。 (キャスター) それでは県内4つの選挙区のそれぞれの戦いを振り返ります。 ■鹿児島1区 まずは鹿児島1区です。 (昇拓真候補 参政・新)「次の世代に貧しい日本を残す、恥知らずな政治はやめよう」