衆院選27日投開票「政治とカネ」など巡り与野党攻防激化 鹿児島4選挙区の終盤情勢は?(1)
2期目を目指す無所属前職の三反園訓さんは、知事時代の知名度と1期3年間の地元回りで培った人脈を生かし、「草の根」の戦いで票の上積みを狙っています。 (辻健太郎候補 維新・新)「未来のスタートをここ明治維新発祥の地である鹿児島からやろう」 日本維新の会新人の辻健太郎さんは鹿児島での国政選挙挑戦は初めてで、関西を地盤とする日本維新の会の、地方での党勢拡大を図りつつ、幅広い支持層の獲得も狙っています。 (保岡宏武候補 自民・比例前(1))「仕事をする保岡宏武、仕事をするなら保岡宏武と皆さま方の力で再び国政にあげてもらうよう心からお願いしたい」 2期目を目指す自民党比例九州前職の保岡宏武さんは選挙区での初勝利を目標とし、党所属の地方議員らと組織戦を展開して票固めに奔走しています。 (記者) 鹿児島2区は三反園さんが与野党の支持層に浸透を図りながら先行しているとみられ、保岡さんとの差を広げつつあるとみられます。 この2人を辻さん、松崎さん、矢竹さんが追う展開です。有権者の4割が暮らす鹿児島市南部の谷山地区での得票が勝敗のカギを握るとみられます。 ▶衆院選27日投開票「政治とカネ」など巡り与野党攻防激化 鹿児島4選挙区の終盤情勢は?(2)に続く
南日本放送