「食べられる写真」 センバツ出場の日章学園に宮崎のケーキ店が贈る /宮崎
初めてセンバツに出場する日章学園を応援しようと、宮崎市のケーキ店「ケーキファクトリー ヤマウチ」が19日、選手と畑尾大輔監督(48)が写った「食べられる写真」付きの特製ケーキを同校野球部に贈った。 同校調理科の卒業生でもあるパティシエ、後藤雄太郎さん(32)らが約4時間かけて製作。縦35センチ、横50センチ、高さ15センチのデコレーションケーキの上にはイチゴやマスカットに加え、食用インクで作った「食べられる写真」もトッピング。センバツ出場決定時の選手たちと畑尾監督の顔が浮かぶ世界に一つしかないケーキに仕上げた。 歓声を上げてケーキをほおばった選手たち。パティシエ科の平野逸聖(いっせい)選手(2年)は「写真のデコレーションに驚いた。スポンジがやわらかくておいしかった」と笑顔を見せた。 後藤さんは「畑尾先生には体育の授業でお世話になった。自分も野球経験があり、選手たちには甲子園で活躍してほしい」とエールを送った。【田崎春菜】