なぜ『未練』を歌うのか? 話題のバンド・マルシィに聞いた【バイラルアーティスト】
日テレNEWS
今回のバイラルアーティストは、リアルな失恋ソングが話題のスリーピースバンド・マルシィ。バンドを結成した経緯や影響を受けているアーティスト、生かされている恋愛経験などを伺いました。 『バイラル』とは“感染的に”という意味があり“口コミで広がっていく様子”を表したもの。SNSなどによって拡散され、多くの人に聴かれているアーティストや今まさに火がつき出し、音楽シーンをにぎわせそうなミュージシャンをフィーチャーしていく日テレNEWS・音楽部発『バイラルアーティスト』。
〈#3 マルシィ〉
マルシィはボーカル&ギター・吉田右京さん、ベース・フジイタクミさん、ギター・shujiさんからなるスリーピースバンド。2022年メジャーデビューを果たし、同年『ロック・イン・ジャパン・フェスティバル 2022』をなど数々の大型ロックフェスに出演。デビューアルバムに収録されている『未来図』はTikTokで1億回再生(レコード会社発表)を突破するなど、若者を中心に支持を集めています。 さらに、4月19日にはエモーショナルなバンドサウンドが特徴的な、ロックバラードの新曲『ただそれだけのことがさ』を発表するなど、精力的に活動しています。
■楽曲『Drama』を聴いて結成「“すごいやつやん”みたいな感じ」
――どうやって結成されたのでしょうか? 右京:当時、ちょうど曲を書き出した頃に友達に「バンドを組んでくれる人誰かいないか?」って相談したらタクミを紹介してもらって。その時に『Drama』っていう曲をタクミに送ったところから始まりました。 ――『Drama』を聴いたときはどう思いましたか? タクミ:「めっちゃすごいやつやん」みたいな感じでしたね。ちょうど当時、僕も本格的にバンドをやれたらなみたいなことを思っていた時で、すごくいいタイミングでいい人と出会えたなと思います。 ――shujiさんとの出会いは? 右京:入ったバイト先にshujiさんがいて。ギターのメンバーを探していたら、shujiさんがやりたいって手挙げてて(笑)ギターどんな感じなのかなと思ってたら『Drama』を最初にアレンジしてもらった時にいいフレーズのギターを最初から聴かせてもらったんで、一緒に組もうという流れになりました。