弁護士出身、不倫報じられ陳謝も 小沢王国の岩手で30年ぶり議席
東京地検特捜部の強制捜査を受けた自民党の広瀬めぐみ参院議員(58)は、盛岡市出身の弁護士で、2022年の参院選岩手選挙区で初当選した。今年に入り、週刊新潮に外国人男性との不倫関係を報じられて陳謝したが、議員辞職と離党を否定。元党女性局長の松川るい参院議員が交流サイト(SNS)に投稿した写真が「観光旅行のようだ」と批判されたフランス研修にも参加した。 立憲民主党の小沢一郎衆院議員が強い影響力を誇る「小沢王国」の岩手選挙区では、党公認候補として30年ぶりの議席獲得となる「金星」を挙げた広瀬議員。参院東日本大震災復興特別委員会の理事などを務める。 今年3月、不倫報道の内容を認めた上で「しっかり仕事をする姿を国民に見せることで、少しでも信頼を取り戻せるよう誠心誠意努める」と述べていた。 同月に週刊新潮が公設第2秘書の給与を巡る疑惑を報じた際には、自身のホームページ(HP)で「しっかり勤務実態があったことに間違いない」と反論。「地元の皆さまにご迷惑とご不安を与えてしまい申し訳ない」と記した。