天理大、後半に持ち味出すも好機を逸した前半響く…ラグビー全国大学選手権・準々決勝
ラグビー・全国大学選手権第5日(22日・三重交通Gスポーツの杜鈴鹿=読売新聞社後援)――準々決勝の残り2試合が行われた。京産大は9トライを挙げて大東大に完勝し、関西勢で唯一の4強入り。明大は天理大の追い上げを振り切った。来年1月2日の準決勝(国立競技場)は早大―京産大、帝京大―明大の顔合わせとなった。 【準々決勝の結果】
天理大は後半になって持ち味を出せた。
途中出場のSH藤原健を中心としたテンポの速いパス回しで相手の分厚い壁を突破し、28、33分と続けてトライ。
10点差で、最後のワンプレーを告げるホーンが鳴ってからも藤原健がインゴールに飛び込んだ。
だが、反則から何度も好機を逸して無得点だった前半が響き、主将のFB筒口は「明大の(防御の)圧もあり、攻撃がかみ合わなかった」と悔やんだ。