ラジオのイメージイラスト（R-DESIGN/stock.adobe.com）

地震に備え、防災バッグのチェックなどが呼び掛けられている現在。そんななか「素晴らしい可能性を秘めている気がする」と、あるラジオがX（旧Twitter）で注目を集めています。 【写真】10万いいねを集めたラジオ 投稿者のグミ依存症（@gumi_9297）さんがアップしたのは、一見普通のラジオの写真。ですが、コメント欄を見ると「久しぶりに見た」「懐かしい」「今も現役で使ってる」といった声が続出し、10万いいねがつくほどの話題となっています。 実はこのラジオは、投稿者が中学校の「技術」の授業で作ったもので、LEDライトや時計機能もついているほか、スマートフォンの充電も可能。ダイナモハンドルと時計用太陽電池が搭載されており、電池がない非常時にも役立つという便利なアイテムだといいます。投稿者と同じく学生時代に全く同じあるいは似た製品を教材として扱った人が多いようで、「懐かしい」とXで広く注目を集めました。 現在中学生だという投稿者のグミ依存症さんに伺ったところ、このラジオを授業で作ったのは1か月ほど前。地震発生を受け、このラジオの有用性に気が付き「停電してしまった時や、情報源を確保したい時に最大限に活用したいです」と語ります。 反響については「ここまで反響を呼ぶとは思っていませんでした。この投稿で皆さんの防災意識が少しでも高まり、災害時の被害が最小限になれば良いなと思います」。 コメント欄では「最近は授業でこんなん作るんか」「これ災害時本当に便利で、地域ラジオで支援物資とかの情報得られるから大事にした方がいいです」などの声があがっています。 （まいどなニュース・門倉 早希）