JAL、小松空港の新卒・既卒募集 初任給20万円台に引き上げ
日本航空(JAL)の100%子会社で、小松空港のハンドリング業務を担うJALスカイ金沢は、2025年度入社の新卒採用と2024年度の期中採用を始めた。初任給を2年連続で1万5000円引き上げ、同社では初めて20万円台に乗った。 採用数はいずれも若干名。新卒採用のうち、航空機の牽引や貨物の搭降載などのグランドハンドリング(グラハン:航空機地上支援)業務部門は、今年4月から2025年3月までに高校、専門学校、高専、短大、4年制大学、大学院を卒業・修了見込みの人が対象となる。 旅客サービスを担うグランドスタッフ(地上旅客係員)が所属するパッセンジャートラフィック業務部門は、今年4月から2025年3月までに専門学校、高専、短大、4年制大学、大学院を卒業・修了見込みの人が対象で、英検2級かTOEIC550点以上程度の語学力を有していることが望ましいとしている。 2部門とも初任給は今年4月から1万5000円引き上げ、20万4000円。雇用形態は正社員で、採用後3カ月間の試用期間がある。 新卒の応募締切は4月30日必着。選考スケジュールは、グラハンの試験・面接が6月14日、グランドスタッフは6月12日で、内定式はともに10月2日、入社式は2025年4月1日となる。 期中採用の応募締切も4月30日で、選考スケジュールは、2部門とも試験・面接を5月31日に実施する。入社日は会社が指定する日で、相談に応じる。
Tadayuki YOSHIKAWA